kickflow Tech Blog

株式会社kickflowの開発チームによるブログ

「JSON Schemaを知っている」人のための今どきJSON Schemaの紹介記事

ナヌークサウルスの復元図
最近はティラノサウルス科恐竜には羽毛があったとするのが定説(本文には関係ありません)

こんにちは。株式会社kickflow・プロダクト開発本部の小本です。

最近、「設定をJSONファイルとしてエクスポート・インポートする機能」を実装する際にJSON Schemaをウン年ぶりに使いました。その際、私のJSON Schema観がジュラ紀のまま止まっていたことに気づいたので、最新のJSON Schemaにどんな機能が追加されているか、触りだけ紹介します。

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Kaigi on Rails 2023に参加してきました

こんにちは、エンジニアの森本です。

今回は先日開催された Kaigi on Rails 2023に参加してきたのでレポートを書きたいと思います。 Kaigi on Rails 2023は「初学者から上級者までが楽しめるWeb系の技術カンファレンス」 をコンセプトとして2020年から開催されているカンファレンスです。 今年は初のオフライン開催ということでしたが、多くの参加者で盛り上がりました。

運営スタッフの方々の円滑な進行のおかげでカンファレンスを楽しむことができました。ありがとうございました & お疲れ様でした!

kaigionrails.org

セッションの内容はどれもわかりやすくて仕事の中で発生した課題や問題を解決していく話が多かったので勉強になるものでした。コンセプトの通り、「初学者から上級者までが楽しめる」 内容だったと思います。 その中でいくつか印象に残っているセッションをご紹介します。

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elsaticsearch-railsを使うのをやめた話

こんにちは、CTOの小林です。kickflowでは検索基盤としてElasticsearchを利用しています。kickflowのバックエンドにはRailsを採用しており、以前はElasticsearchの統合にelasticsearch-railsという公式gemを使用していたのですが、これを使用しなくなったというお話をします。

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セキュリティチェックシートに効率的に回答する

こんにちは、CTOの小林です。

SaaS事業を展開している会社では、セキュリティチェックシートは避けて通れない存在です。セキュリティチェックシートは、導入企業(つまりお客様側)がシステムのセキュリティ評価に必要な情報を収集するための書類です。 弊社でも創業初期は私が毎回すべてのセキュリティチェックシートに目を通して回答しておりましたが、セキュリティチェックシートの回答はそれなりに工数がかかる作業で、すべてを都度エンジニアが対応しているとエンジニアの開発工数が減り、新機能の開発や不具合修正に影響が発生してしまいます。 そこで、kickflowではマスターとなるセキュリティチェックシートを複数用意することで、エンジニアの回答負荷を軽減しました。本記事では、その詳細と効果について紹介します。

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kickflowを支える技術スタック(2022年10月版)

こんにちは、CTOの小林です。株式会社kickflowではクラウドワークフローのkickflowというサービスを運営しています。今日は、このkickflowを支える技術スタックについてご紹介したいと思います。kickflowの開発環境に興味のある方や、これから新規サービスを立ち上げようとしている方の参考になれば幸いです。

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