kickflow Tech Blog

株式会社kickflowのプロダクト開発本部によるブログ

kickflow MCP サーバーのトークン数を97%削減しました。が、しかし…

ティム・バートン風の不気味なクレイメーション(粘土アニメーション)セット。左側では、紫色のタキシードを着た細身の男が、小さなタスクアイコンが描かれた大量のコインと歯車の山を前に圧倒されている。山の中には悲しげな目玉のあるクレイのモンスターが埋もれている。右側では、同じ男が、笑顔の小さな緑色モンスターのために、3つの投入口がある小さなクレイの機械にコインを投入している。機械への投入は矢印で示されている。背景には歪んだゴシック調の部屋、歪んだ空のフレーム、ろうそく、不均整な塔のような建物がある。画像は、大量のデータやタスク(混沌)と、それを整理して効率的に処理するシステム(目的のあるアクション)との対比を描いている。

こんにちは、プロダクト開発本部でエンジニアをしている秋山です。

みなさん、普段から MCP サーバーを活用していますか? 一時期、シェルコマンドのラッパーとして MCP サーバーを使っているケースも見受けられたものの、よりトークン消費数の少ない Agent Skills の台頭により以前よりは下火になった印象ですが、外部サービスとの認証付き連携においては依然として必要な仕組みです。

そして、実は kickflow も MCP サーバを公開しているのを知っていましたか?

github.com

ひっそりと公開されていて知らない人も多そうなので、この記事では kickflow MCP サーバーの宣伝もかねて、公開から今に至るまでの変遷を追いかけていきます。

続きを読む

Playwright CodegenとClaude CodeでE2Eテスト作成をノーコード化する

粘菌は複雑な迷路でも、最短経路を自然に見つけ出す
粘菌は複雑な迷路でも、最短経路を自然に見つけ出す

こんにちは、kickflow QAチームの川村です。

「E2Eテストを書きたいけど、コードを書くのはハードルが高い」。
こうした悩みを持つQAメンバーは多いのではないでしょうか。

kickflowでは、Playwright CodegenClaude Codeを組み合わせた /codegen-test スキルを開発し、この課題を解決しました。
ブラウザをポチポチ操作するだけで、AIがコードを自動整形し、すぐに使えるテストファイルが出力されます。

チームでは実際に、プログラミング経験が浅いQAメンバーがPlaywrightを利用した新規E2Eテストのシナリオを実装しています。
本記事では、このアプローチの詳細と実践方法を紹介します。

続きを読む

開発からリリースまで「自動で流れる」チケット管理

ミツバチは巣の六角形構造により、最小の材料で最大の効率を実現する
ミツバチは巣の六角形構造により、最小の材料で最大の効率を実現する

こんにちは、kickflow QAチームの川村です。

「開発チームからQAへの依頼がSlackで埋もれてしまう」「チケットのステータス管理が煩雑で、今どの段階にあるかわかりにくい」といった課題を抱えていませんか?

本記事では、kickflowのQAチームがAsanaとSlackを連携させて構築したチケット管理ワークフローをご紹介します。
開発からリリースまで、情報が自然と流れる仕組みを実現しています。

続きを読む

kickflowのE2E・APIテストの全体像と今後の展望(2026年1月版)

クモは目的に応じて最大7種類の異なる糸を使い分ける
クモは目的に応じて最大7種類の異なる糸を使い分ける

こんにちは、kickflow QAチームの川村です。

kickflowでは、約800のUIテストシナリオと5,000以上のAPIアサーションでプロダクトの品質を担保しています。
本記事では、E2E・APIテストの全体像と、現在進行中のAutifyからPlaywrightへの移行について紹介します。

続きを読む

BigQuery Data Transfer Service・dbtでログ分析によるテナント別の定量評価をできるようにした

こんにちは。CREチームの西山 (id:tukaelu) です。

kickflowでは、顧客の利用状況などを分析するデータ分析基盤をBigQuery + Metabaseで構築していて、社内のメンバーに利用されています。

契約テナントごとの利用状況に加え、テナントごとのエラーレートやレスポンスタイムと言ったユーザー体験の計測を強化するため、データ分析基盤のデータソースにアプリケーションログを追加してテナントごとの利用状況とあわせてより詳しい分析ができるようにしました。

続きを読む

セキュリティAIエージェントTakumiの活用術

プロダクト開発本部でバックエンドエンジニアをしている渡辺です。

本記事では、kickflowで導入しているセキュリティ特化のAIエージェント「Takumi」を活用して、新規機能の開発中に初期設計をより堅牢なものへと見直したエピソードをご紹介します。

  • セキュリティ対策の課題
  • Takumiの概要と運用方法
  • リリース前の早期検知
  • 指摘された脆弱性
    • OAuth認証とstateパラメータ
    • 検討した実装パターン
    • Takumiからの提案
  • 検証と実装の決定
    • 検証フェーズ
    • 採用したアーキテクチャ
  • AIエージェント活用のリアルな所感
    • 良かった点
    • 注意点
  • まとめ
  • We are hiring!
続きを読む