kickflow Tech Blog

株式会社kickflowのプロダクト開発本部によるブログ

2025-01-01から1年間の記事一覧

kickflowのプロダクト開発の振り返り2025

こんにちは、CTOの小林です。今年も私のところにはサンタクロースは来ませんでした。誰か今からでも Switch 2 を私のところに持ってくるように、サンタクロースに伝えておいていただけませんか。 さて、本記事では昨年に引き続き、2025年の kickflow のプロ…

AI時代におけるモノレポ化のメリット

kickflow プロダクト開発本部の小本です。 GoogleなどのIT企業が複数のプロジェクトを単一のリポジトリで管理するモノレポを採用していることは以前から知られています。 20億行のコードを保存し、毎日4万5000回のコミットを発行しているGoogleが、単一のリ…

Jaeger と Claude Code で始めるローカル環境でのパフォーマンスチューニング

Jaeger はドイツ語でハンターを意味します こんにちは。開発チームでエンジニアリングマネージャーをしている森本です。 みなさんはローカル開発環境でのパフォーマンスチューニングはどのように行っていますか? 本番環境では、APM(Application Performanc…

kickflowのAI申請前レビュー機能の品質評価プロセス

AI申請前レビュー機能の品質評価プロセス こんにちは!QAチームのmakiです。 kickflowでは、先月AI申請前レビュー機能をリリースしました。 AI機能のQAは、従来のソフトウェアテストとは異なるアプローチが求められます。 AIは同じ入力に対して常に同じ結果…

AutifyとQaseを連携して自動テスト結果管理を自動化する

カレドニアガラスは「因果関係を理解して道具を作る動物」であると言われる こんにちは、kickflow QAチームの川村です。 E2Eテストの実行は自動化できても、その結果を管理し、確認するプロセスは意外と手作業が残りがちです。 今回は、Autifyで実行した350…

Autifyの弱点をCypressで補完:ノーコード×コードベースで実現するE2Eテスト戦略

ビーバーは「自分の生活のために周囲の環境を作り替える、ヒト以外の唯一の動物」であると言われる こんにちは、kickflow QAチームの川村です。 「ノーコードツールだけでは対応しきれないテストケースがある」「コードベースのテストツールを導入したいが、…

kickflowのOSSポリシーを策定しました

こんにちは、CTOの小林です。表題の通り、kickflow社ではOSSポリシーを策定して公開しました。 github.com 今回ポリシーを公開したのは、同じようにスタートアップで OSS 活動を推進したい企業やエンジニアにとって参考になるのでは、という思いもあります。…

“型”を破りに金沢へ—— TSKaigi Hokuriku 2025 に参加してきました

夜の金沢駅前の鼓門がビグ・ザムみたいでカッコいい こんにちは。プロダクト開発部でエンジニアをしている秋山です。 カンファレンスの秋も終盤戦。先週の JSConf JP 2025 に引き続き、今週は TSKaigi Hokuriku 2025 に同僚の芳賀と参加してきました! この…

AI申請前レビューのE2Eテスト自動化 〜Difyを活用した動的テキスト検証〜

AIのテスト、毎回結果が違って困ってませんか? こんにちは、kickflow QAチームのNです。 kickflowではAutifyを使ってE2Eテストの自動化を行っています。 最近AI申請前レビュー機能がリリースされたのですが、AIが出す指摘文が毎回微妙に違うため、指摘内容が…

画面の表示が遅い原因を調査したら Nuxt I18n にコントリビュートしていた

こんにちは、プロダクト開発本部でエンジニアをしている秋山です。 kickflow ではほぼ毎日何らかのリリースを行っており、機能アップデートもハイペースです。今年はこの記事の執筆時点で 58 件のアップデートを行っています。 プロダクトは日毎に改善が進ん…

JSConf にスポンサーしました & 参加してきました!

JS Conf 幕間のスポンサー一覧 こんにちは、kickflow開発チームの芳賀です。 食欲の秋、芸術の秋、そしてカンファレンスの秋! ということで、kickflowは2025年11月16日(日)に開催された JSConf JP 2025 にスポンサーとして参加いたしました。 JavaScriptコ…

Vue Fes Japan 2025 でフロントエンドの未来を感じてきた

プロダクト開発本部でエンジニアをしている秋山です。 入社して3か月ほどが経ち、今回が自分の初めてのテックブログの投稿になります。 これから投稿を増やしていきますので、今後ともよろしくお願いします! さて、表題の Vue Fes Japan 2025 ですが、弊社…

AIとペアプロで100件超の監査ログテストをCypressで実装しました

はじめに こんにちは。kickflow QAエンジニアのNです。今回は、AIの力を借りながらCypressで稟議ツールの重要な機能の1つである「監査ログ」のE2Eテストを実装した取り組みについてお話しします。

VOCを反映するkickflow機能開発の優先度付けプロセス

こんにちは、kickflowのPMチームでPMM(プロダクトマーケティングマネージャー)を担当している許です。 kickflowでは、お客様の課題を解決するために日々新機能の開発や改善を行っています。 多くのSaaSプロダクトがそうであるように、私たちのもとにもお客…

Kaigi on Rails 2025にシルバースポンサーとして参加しました

Kaigi on Rails 2025 プロダクト開発本部の渡辺です。昨年に引き続き、「Kaigi on Rails 2025」に参加してきました。 kickflowは今年もシルバースポンサーとして協賛しており、次回の開催時にはブース出展も検討しております。 本記事では、会場レポートや個…

CREがテクニカルサポートチームに伴走して顧客体験の向上を目指す取り組み

こんにちは。kickflow CREチームの西山です。 先日、テクニカルサポートチームがDifyを活用し、AIヘルプデスクを立ち上げた経緯をご紹介しました。 tech.kickflow.co.jp しかし、AIを導入して終わりではありません。ユーザーに安心して使ってもらうためには…

kickflow で作って使っているカスタムスラッシュコマンドを紹介します

claude code を使っているイメージ こんにちは。 kickflowでエンジニアをしている芳賀です。 kickflowでは「AI 1st」というバリューを掲げており、AIをあらゆる業務や意思決定の一番最初の選択肢においています。 エンジニアチーム内でも、Claude CodeやDevi…

PRODUCT HISTORY CONFERENCE 2025 に出展しました

こんにちは。開発チームでエンジニアリングマネージャーをしている森本です。 9/19〜20 に開催された PRODUCT HISTORY CONFERENCE 2025 というイベントに出展したのでレポートしたいと思います。

7ヶ月でE2Eテスト3.6倍!本番不具合25%減を実現したQA活動の記録

こんにちは、プロダクト開発本部 QA チームのNです。 今回は、E2E テスト自動化ツール「Autify」を用いて行った、E2Eの自動テストを爆増させた品質改善活動について共有します。 この取り組みの結果、以下の成果を達成しています! 本番環境での不具合検知数…

Difyで実現するAIヘルプデスク:顧客体験を向上させた構築の裏側

こんにちは、kickflowでテクニカルサポートを担当している大谷です。 最近、多くのサービスでAIチャットボットを見かけるようになりました。kickflowでも、お客様の疑問をより迅速に解決し、顧客体験が向上することを目指し、AIヘルプデスクの構築に取り組み…

Nuxt 4 へのアップグレードが完了しました!段階的な移行戦略とロードマップをご紹介

Nuxt4 移行のイメージ図 こんにちは。開発チームでフロントエンドを担当している芳賀です。 Nuxt 4 がリリースされましたね! kickflowでも、この度Nuxt 4へのアップグレード対応を行いました 結論から言うと、移行作業は想像以上にスムーズでした。これは…

kickflowの品質を支えるQAチームのツールスタックを紹介します(2025年8月版)

kickflow QAチームのツールスタック こんにちは、kickflow QAチームの川村です。 今回はQAチームがどのようなツールを導入し、どのように活用しているのかをご紹介します。 テスト管理ツールからE2Eテスト自動化、そして最新のAI活用まで、私たちのツールス…

Railsサーバーとブラウザで同一のJavaScriptコードを使う:mini_racer

聖杯とされる物の一つ「サクロ・カティーノ」(本文とは関係ありません)。Sylvain Billet, CC BY-SA 4.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0, via Wikimedia Commons kickflowプロダクト開発本部の小本です。 Write once, run anywhere(一度…

QAエンジニアがGeminiを使ってQAポータルサイトを作った話

コード経験ほぼゼロでも大丈夫!Geminiと挑んだ3日間のサイト制作 こんにちは!kickflowプロダクト開発本部 QAチームのNです。 今回は、普段はコードを書く機会がほとんどない私が、GoogleのAI Gemini という強力な相棒と一緒に、チームの業務効率を改善する…

kickflowのプロダクト開発におけるAI活用の現在地

こんにちは、kickflowでCTOを務めている小林です。 3ヶ月ほど前の以下の記事で、AIコーディングツールClineの活用について少し触れましたが、この分野の進化は凄まじく、kickflowの開発現場でもツールの利用方法や業務フローが目まぐるしく変化しています。 …

ヘルプセンターのライティングフローをGitHub PRベースに改善した話

こんにちは。kickflow CREチームの西山です。 SaaS企業においてテクニカルサポートは、顧客のプロダクトに対する信頼度や愛着といったロイヤリティを左右する重要な一要素です。中でもユーザーがセルフサービス(自己解決)できる質の高いヘルプセンターの提…

ローカル環境で動くCypressテストの並列実行を自作して高速化した話

こんにちは、kickflow QAチームの川村です。 今回は、E2Eテストの実行時間を短縮するために、Cypressのテスト並列実行基盤を自作した話をします。 E2Eテストはプロダクトの品質を担保する上で非常に重要ですが、テストケースが増えるにつれて実行時間が長く…

AIを使ってYARDからrbs-inlineへ移行しました

ロボット掃除機に効率よく掃除させるには、部屋を整理整頓するのが重要です。整理整頓もロボットがしてくれればいいのに(本文には関係ありません)。 kickflowで主にバックエンドを担当している小本です。今回は、既存のRailsプロジェクトについて、AIを活…

AIを活用してコードレビューを効率化!kickflowでの4つの取り組み事例

こんにちは。開発チームでエンジニアをしている森本です。 皆さんは日々の開発でコードレビューをしていますか? kickflowでは、開発フローにコードレビューのステップを組み込んでおり、ほとんどすべてのコードでレビューが実施されます。しかし、このコー…

Pull Request単位のホワイトボックステスト観点をAIで自動生成する

こんにちは、kickflow QAチームの川村です。 ホワイトボックステストにおける観点抽出に課題を持つQAチームは多いと思います。 コードの実装に踏み込んだ観点は仕様書から読み取れず、どうしても担当者のスキルや経験に依存しがちです。 kickflowのQAチーム…